小児矯正についてのよくある質問(Q&A)
小児矯正は何歳から始めるのが良いですか?
基本的には小学校1年生(6歳)くらいからのスタートを推奨しています。トレーニングには本人の理解力や社会性が必要だからです。ただし、精神的に落ち着いているお子様であれば5歳から検討することもありますので、気になった段階で早めにご相談ください。
永久歯がまだ生えそろっていなくても矯正はできますか?
もちろんです。乳歯が残っている段階から始めることで、骨格の成長を正しい方向へ誘導し、永久歯がきれいに並ぶための土台を作ることができます。
子どもの歯並びが気になる場合、まず何をすれば良いですか?
まずは、お子様が「鼻呼吸」をしっかりできているか観察してみてください。もし口呼吸や鼻詰まりの兆候がある場合は、耳鼻科を受診した上で当院へご相談いただくのがスムーズです。
反対咬合(受け口)は早めの相談が必要と聞きますが、理由はありますか?
受け口のまま放置すると、上の顎の成長を妨げてしまい、骨格的な異常に移行してしまう恐れがあるからです。早めに「ロック」を外してあげることで、正常な顎の成長を促すことができます。
出っ歯やガタガタの歯は自然に治ることがありますか?
残念ながら、自然に治ることはありません。乳歯の段階でガタガタがある場合は、大人になってもそのまま、あるいは悪化することが多いため、早期の対応をお勧めしています。
小児矯正と大人の矯正の違いは何ですか?
一番の違いは「骨の成長」を利用できるかどうかです。大人の矯正は歯を動かすことがメインですが、小児矯正は顎の骨格そのものを広げたり、呼吸機能を改善したりと、全身の健康を見据えたアプローチが可能です。
取り外し式の装置を嫌がる場合、どうすれば良いですか?
子どもの適応能力は高く、使い始めればすぐ体の一部のように慣れていくことがほとんどです。当院では、装置の色をお子様自身に選んでもらうなど、自分のものとして愛着を持てるような工夫もしています。
矯正装置をつけると学校生活に支障はありますか?
装置をつけた当初は発音がしにくくなり、赤ちゃん言葉のようになることがありますが、1〜2ヶ月で慣れることが多いです。音読の授業など影響がある場合は、事前に学校の先生へ説明しておくことをお勧めしています。
治療期間はどれくらいかかりますか?
当院のオルト矯正では、約1年3ヶ月をひとつの区切りとして設定しています。その後は、永久歯が生えそろうまで定期的なメンテナンスで経過を追っていきます。
通院の頻度はどれくらいですか?
治療初期はトレーニングのために週に1回通っていただきますが、慣れてくれば月に1回程度のペースになります。
子どもの口呼吸や舌癖は歯並びに影響しますか?
非常に大きく影響します。口呼吸や舌の癖が原因で顎が正しく発達せず、結果として歯が並ぶスペースがなくなってしまうのです。当院ではこれら根本原因の改善を重視しています。
お口ポカンが治らないのですが、矯正が必要でしょうか?
歯並びそのものに問題がなくても、お口ポカン(口呼吸)を改善するためのトレーニングが必要なケースは多いです。放置すると将来の歯並びや全身の健康に影響するため、一度ご相談ください。
歯並びは悪くないように見えるのですが、矯正相談した方が良いケースはありますか?
「指しゃぶり」や「いびき」、「口臭」がある場合などは、歯並びに影響が出るサインかもしれません。また、乳歯が隙間なくきれいに並んでいる場合も、永久歯のスペースが足りなくなる可能性があるため、相談をお勧めします。
小児矯正にかかる費用の目安を教えてください。
精密検査に3万円、基本治療費に45万円、その他に月々の調整料がかかります。総額では55万〜60万円程度が目安となります。
きょうだいで矯正時期が異なる場合、相談は同時にできますか?
はい、可能です。当院では「兄弟割引」もご用意しておりますので、ぜひ一緒にご相談ください。
矯正装置が壊れたり紛失した場合はどうすれば良いですか?
まずは状況を確認しますので、すぐにご連絡ください。紛失による装置の再発注には、1万〜1万5千円程度の費用がかかる場合があります。
スポーツや習い事をしていても矯正できますか?
基本的にスポーツに制限はありません。ただし、吹奏楽などの楽器演奏には影響が出る場合があるため、事前に生活スタイルを伺った上で調整していきます。
小児矯正を受ける際、医院選びのポイントはありますか?
「見た目の歯並び」だけを整えるのではなく、顎の成長や呼吸、姿勢といった「全身の健康」まで考慮して治療計画を立ててくれる医院を選ぶことが大切です。